ひとまずLiteじゃないSwitchを買った際に勢いで買った「レイトン ミステリージャーニー カトリーエイルと大富豪の陰謀 DX+」を一通り終えました。
(最後の謎を終えた時の最終ピカラッド)
レイトンはDS時代の3作、不思議の町から最後の時間旅行までは一通りプレイしたことがありましたが、そこまでで当時が確か中学生ぐらいの話なので、15年近くぶりになるでしょうか。
謎解きは好きだったので、見かけたときによしやるかって勢いで新品購入。
そこからは気が向いた時に進めていって、本日でひとまず本編+ひみつのモードにあるにあるカトリーからの挑戦状は一通り終えました。
(全ナゾクリア時の画面もあったりするのですが、そこはプレイした人のお楽しみということで)
厳密には日刊ナゾ通信とスペシャルナゾはまだ全部は終わってませんが、パズル系が多いのでここらへんは時間が空いたときにちまちま進めようかと。
まぁピカラッドが絡むナゾは全部終えたということで。
ひとまずとしてプレイ時間は25時間ぐらいです。まぁわりと楽しめたと思います。
ナゾに対しては解けそうなナゾは解いてみて、解けない謎は迷いなくヒントに頼る、というストレスがあまりかからないようなスタイルで行きました。
なので間違えまくってピカラッドが減った問題もあれば、ひらめきコインもなんだかんだ使ってます。
(トータルこんな感じ)
ざっくりとした感想言います。ネタバレ注意。
雑感(そこそこネタバレ)
今作はレイトンの娘であるカトリーが主人公で、舞台も未開の独特な町とかではなくロンドンの街なので、従来の作品とは大分毛色が違います。
従来は比較的常識人なレイトンとルークが舞台の人々に引っ掻き回されつつ、舞台に関する大きな謎を解くストーリーに対して、今作はむしろカトリーが周囲を振り回しながら、周りで起こる一つ一つの謎を解決していく感じです。
事件の捜査を進めていく中でキーとなる事象を集めてひらめくことで事件を解決する展開が今作の特色ですが、これ自体は私は結構好きですね。
(中には事件と関係ありそうで関係ないことも紛れてくるのがミソ)
というのも、全貌までは見えなくとも集めてきた情報を見ていくと「恐らく犯人はあいつなんだろうな」とか大体のことは見えていくからです。カトリーと共に真実が見えていく感じが楽しいですね。
ただ実際に蓋を開けてみるとカトリーの推理はその斜め上を行く突拍子もない推理が出てきます。あとおさめ方も結構、突拍子がないです。
冷静に見てしまうと本当にそれでいいのかってなるような。
それを受け入れられるかは個人差が出そうですね。
個人的にやや気になるのは今作の事件が半分以上が警察沙汰になってるんですが、わりと罪自体が不問になってるケースが珍しくないです。
まぁこの事件は当事者達が許してるし、世には出てないからセーフかと思うのもあれば、その事件を不問は無理がないかと思うところもあります。
個人的にヤンチャッタ兄弟なんかは影の大罪人だと思います。後半のアレはね……下手すりゃ死人出てたよ。
と、あんま細かい理屈を気にしない私でも気になったところがあったので、あんまり厳密な法律とか気にせず、皆めでたし感出してるならめでたしということでいいかぐらいのノリで楽しめる人向けなストーリーだと思います。
ちなみに私自身はカトリーの人間性はけっこう好きです。ノアほどじゃないけど、こんな女性に振り回される人生も悪くないと思いますよ。
(とりあえず撮ってあったスクショをいくつか)
DX+ではアニメ版のCVも選べる素敵仕様があったりしたのですが、オリジナル版の声がハマり役に感じたし、こっちの方がレイトンっぽい味が出ていいなと思えたのでオリジナルのまま進めました。
気になったのはせいぜいノアのとある感情が表に出たシーンぐらいでしたね。
ナゾについてはやっぱり好きなナゾと苦手なナゾがあったりします。
特にスライドパズルと手数制限のあるパズルは苦手ですね。どツボにハマります。
前者だとコンテナ動かして通路を作るパズル、後者は挙げたらキリがないです。
(500越えって)
逆にトンチみたいな問題とかは閃いたときの爽快感があるので好きです。
瞬殺した問題とかはお気に入りに入れてたりしますね。うふふ。
あと細かい話だと、メインメンバーの3人以外のジェラルディンやアスポワロ警部も同行機会があるときにナゾを解いてくれる場面があったのはわりと嬉しかったですね。
(ジェラルディンは途中から期待してたけど、アスポワロは意外だった)
サブ要素も全体的に好きなのが多いですが、中でもナゾを解いていく中で集めていく料理を選択して、依頼人のオーダーに応えるディナーメニューを考える理想のディナーが特に好きでしたね。
(高級至高だけど肉は苦手な依頼人もいれば、気兼ねなく食べたいから高級なのを避けたいなど、オーダーがまちまち。食文化も人それぞれなのを感じた)
わりと途中のモチベはここで大絶賛を得るためのレシピを探すためにナゾを解いてきたまであります。
レシピ得た時に『これあれば大絶賛行けるんじゃね!?』ってなったら速攻でディナーを開きましたね。
(やはり食文化は至高)
ちなみに余談ですが、過去のレイトンのサブでは、組み合わせでオリジナルティーを作るやつが好きでした。そこに通ずるものを感じます。
まーそんなこんなで。
評価が分かれる要素も理解はできるけど、私的にはカトリーのキャラが好きだなと思えたし、概ね買って良かったと思えたゲームでしたね。
余談(もっとネタバレ)
タイトルが大富豪の陰謀だもんで、プレイしながら黒幕的なのがいそうだなと思っていました。
そしてこの作品は色々事件あれど、舞台がロンドンなので、同じ人と結構な頻度で居合わせたりします。
なんならコイツは出る度にナゾ持ってきたなと思うやつまでいる始末です。
そんな中で、あのサブタイトルだもんで、
途中からずっとこのばあさんが黒幕だと疑ってました。
(だって行く先々でなんか出くわすもん。富豪面々の情勢にも詳しいんだもん)
ちなみに今日まで名前をスルーしてたのですが、この人はナゾーバで、初代から出ていました。
全然気づかなかった。ナゾーバの記憶あんまりないのもあるけど、見比べてみたらけっこう見た目変わってるというか老いたなぁおい。